書く種がない

 ニュースはたくさん起きて,書く種がたくさんあるはずなのに書く種がない。おかしな世の中だ。前に書いたかもしれないが,この数年, マスコミは世論調査と称して支持率をしつこく報道して,首相を代えて喜んでいるような気がする。 管総理も12月から3月に向けて支持率が急降下して辞任ということになる。安部総理のころから首相の交代劇が頻繁に起きていったい誰がこの国を支えているのかということになる。 たぶん,毎日働いている我々ということになるだろう。しかし,国のかじ取りをして進むべき方向を示す人間は時々不在になる状態が続いている。 それでも,国が潰れないんだから,実は,日本はすごい国なのかもしれない。 ニュースはネガティブキャンペーンがとにかく好きなんだろうと思う。小泉が辞めた以降の首相は,みな,ネガティヴキャンペーンにやられている。 小沢もネガティヴキャンペーンの真最中だが,ネガティヴキャンペーンが意外と功を奏さないのは,面白くないからなのだろう。ネガティヴキャンペーンをするのは報道の自由かもしれないが, その結果のことを考えているんだろうか。ネガティヴキャンペーンで朝青龍が辞めた。彼は,引退式の時に「自業自得」と書いた写真を配ったというが,ぜひ,その写真を手に入れたいものだ。 この自業自得には,自分の所業の意味も込められているが,現在の相撲界の不信を招いた状態に対する皮肉も込められているに違いない。 彼を辞めさせて相撲界はどうなった?白鵬が連勝記録を伸ばしているが,誰も感動しない。 マスコミが必死になって感動をあおっているが誰も乗ってこない。 心の中では,朝青龍がいたらその記録は取れていなかったとみんなが思っているからだ。 朝青龍の品格を問題にしてみんなでやめさせた後に,野球賭博の問題が出てきて,何が品格だと思ってしまった。心・技・体をみんなで真剣に考え直した方がいいだろう。 そして,マスコミのネガティヴキャンペーンに簡単にだまされてしまう日本国民の体質を変えることを考えた方がいいと思う。

 日本国民の体質に協調性というのがある。日本には,なぜビルゲーツが出てこないか?異質で目立つ存在は認めないという体質が日本人にあるからだろう。 日本では,ビルゲーツは,大学を出るまでに死んでしまうのだ。「みんなが協力して物事に取り組む」という学校教育の底流に流れている哲学があるから。 社会で評価されるまで,個人的に能力を伸ばしにくいところなのだ。バブルが崩壊したころなのか,そのさなかなのか忘れたが, 会社で「みんなが協力して物事に取り組む」ということを止めて,「能力主義」を取り入れた。果たして,日本社会は壊れて,今のようになってしまって,みんなあわてている。 さすが,真似が上手な国民も表面だけの真似ではだめだったようだ。

 真似と言えば,最近,ハローウインの飾り付けをきれいにしているところ何箇所か見つけた。 カボチャに穴をあけてロウソクを灯しているのは,あったかい感じがしてなかなかいい。ここ数年で,急速にはやり始めてきた。 でも,なぜか,日本の家庭や公共施設では七夕飾りをしなくなってしまった。 やっぱり,面白い国なんだと思う。幸いにも,ハローウインは表面だけ真似しても別に困らないのでこれからも続くのだろう。
  


 


2010/11/01

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