九州までキャンピングカーで出かけてきた その3


 福岡を出発して、山陽道を通って敦賀に向かう予定だった。5月7日の午前1時半出航の船に乗る予定だった。これは、5月6日の夜には着いていなければならないということだ。用心して、福岡は5月5日の夜中に出発した。途中、サービスエリアで寝て6日の朝早くにまた、車を動かした。運転しながら、どうも敦賀に早く着きすぎるなと思いながら、姫路城に寄ることを思いついた。姫路城は、国宝であり、世界文化遺産でもある。別名白鷺城と言ってその美しさでも有名な城だ。しかし、姫路城は、天守閣の保存修理で城全体にすっぽりシートがかぶされ、正面に城の絵が描かれてあった。半信半疑で近づいたら、そこは姫路城だった。

太平洋戦争においては空襲に見舞われたものの、天守閣最上階に落ちた焼夷弾が不発弾となるという幸運もあり奇跡的に焼失を免れたそうである。戦後、焼け野原になった姫路市の市民は、残った姫路城を見ながら「下を見るな、上を向け」と言って大いに勇気づけられたそうである。姫路城は、昭和39年に完成した「昭和の大修理」により「50年はもつ」といわれていたが、大修理から45年が経過し漆喰や木材の劣化が進んだため、大天守の白漆喰の塗り替え・瓦の葺き替え・耐震補強を重点とした補修工事が予定されている。2009年(平成21年)度着工、2014年(平成26年)度竣工予定だそうだ。事業費は28億円(素屋根工事費 12億6千万円、補修工事費 15億4千万円)と見積もられているから大したものである。

姫路城を後にして敦賀港に出港6時間前に着くことができた。夕食は、敦賀市内の魚屋さんが経営しているという居酒屋に入ったのだが、どの料理も最高だった。(おわり)



  


 


2011/7/1

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