間違いだらけの英語活動5
「丁寧表現」の紹介をするつもりでしたが、画面で紹介だけしていても始まらないので、ひとまずそもそものタイトルに戻ることにしましょう。

「間違いだらけの英語活動2」で、英語の基礎表現とは「私=I」であり、「動詞を中心とした表現には数に限りがあるから子供は言葉を」学ぶのだという話をしました。 基本的にここから離れれば離れるほど間違いだらけの英語活動になります。例えば、ある小学校では、一生懸命「英語劇」を教えて、学習発表会でそれを演じます。

そのことが英語活動だと言ってはばからない先生がいます。
ちょっと考えれば、「私=I」がふんだんに出てきて良いように思われますが、子供たちの世界とかけ離れすぎている内容がほとんどです。 そんな中でコミュニケーションなど生まれはしません。「紙芝居」をするところもあります。
「本の読み聞かせ」をするところもあります。子供たちは喜びます。周りの人たちも、それは効果的な英語活動だと納得しています。 紙芝居や本の読み聞かせは子供たちの関心を生み出すのにはいい方法ですが、コミュニケーションとは関係はありません。そんな中から子供たちの言語感覚は育ちはしないのです。

小学校も、これまでは、準備期間でした。しかし、少しずつ教師も言語活動をして言語感覚を育て、コミュニケーション活動ができるところまで持っていくことを考えなければ駄目です。 いつまでも、「どこかにいい教材はないか」とか言い合って情報交換だけをしている場合ではありません。そんな情報は、ネットを見ればごろごろ転がっているし、教材だって、無料でダウンロードできるサイトもあります。 「そんなところから始めてみてもいいのではないでしょうか」とか言って、お互いの自尊心を傷つけあわないようにしている場合でもないのです。少しずつでいいから、お互いに切磋琢磨するときに来ています。

学校教育の中に時間が設定されているということの責任の重さを少しずつ考え始める時に来ています。小学校の外国語活動はコミュニケーション活動を中心にすることですから、なんて澄ました顔で言っていては駄目です。 そもそも、コミュニケーション活動を軽く見てはいけないのです。コミュニケーション活動を中心にするということは遊んでいいということではないということを肝に銘じておくべきです。

  


 


2011/10/18

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