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Exchange Program at University of Alaska Fairbanks,
Fairbanks, Alaska, USA

中村 玲美さん (Remi Nakamura)  

北海道教育大学札幌校 
基礎学習開発専攻英語グループ4年

【佐藤吉文との関わり】佐藤ゼミ所属
【留学先】アラスカ大学フェアバンクス校(2012年7月~2013年5月)

北米最高峰マッキンリー山。息をのむ絶景です!
日本語クラスのアシスタントを
させてもらいました。
クリスマスの朝はまるで映画のワンシーン
のようでした。

 

 日本を出発する日、新千歳空港から佐藤先生に出発の電話をしました。それまでは平気だったはずなのに、先生の声を聞いた瞬間、寂しさと不安から、涙が溢れ出しました。電話を切った後も涙はしばらく止まらず、不安を抱えたままの出発となりました。
 アラスカに着くと、白夜が私をお出迎え。私はそこで覚悟を決めました。覚悟さえ決めてしまえば、あとは頑張るだけでした。英語漬けの毎日、白夜に極夜、そしてマイナス40度の真冬など、戸惑うことはたくさんあったけれど、「帰りたい」と思うことはたったの一度もありませんでした。アラスカでは、素敵な出逢いに恵まれました。強い意志を持った日本の他大学からの交換留学生、私の成長を自分のことのように喜んでくれた先生方、手厚いサポートをしてくれた留学生アドバイザー、そして、友人たち。着いたばかりの頃にはハンバーガーを頼むことすらできなかった私の英語に、友人たちは辛抱強く耳を傾けてくれました。図書館で夜遅くまで勉強したり、朝まで他愛もない話をしたり、クラブ活動に参加したり、ジムで体を動かしたり、刺激的な仲間たちとの生活を満喫するには、時間はいくらあってもたりませんでした。中でも、仲良くなった友人がクリスマスに実家に招待してくれて、本場のクリスマスを友人家族とお祝いできたことは、本当に大切な思い出です。
 新千歳空港での涙からあっという間に10ヵ月。アラスカ出発の日、フェアバンクス空港で私はまた涙を流すことになるのです。しかし、そのときの涙はちょっと違いました。別れの涙はそれだけそこで出会った人たちのことを大好きになれた何よりの証拠です。別れたくないくらい大好きな人たちに出逢えたこと、宝物のような毎日を過ごせたことを私は誇りに思いました。
アラスカの大地とそこで出会った全ての人たちに支えられ、助けられ、彩られ、何事にも代えることのできない一生の宝物となった私の10ヵ月間。笑って、泣いて、全力で駆け抜けたプライスレスな毎日こそが、私が交換留学を通して得た財産であり、これからの原動力でもあります。帰国後も先生には、「空港から電話をしてきたときは、そんなに泣くんだったら行かなくていいよって思ったよ」と言われ、よく笑われますが、あのとき家に引き返すことを選んでいたら今の私はなかったと思います。私をフェアバンクスに送り出してくれた佐藤先生には、本当に感謝しています。そして、これからも多くの人に、この素晴らしいチャンスを掴んでほしいなと思います。

最後に一言

Just Do It!


2014年8月掲載

佐藤吉文からの一言

中村玲美さんは,アルプスの少女ハイジをそのまま大学生にしたような天真爛漫な学生です。
一年間アラスカ大学フェアバンクス校に交換留学制度を使って留学しました。
1年間で英語の力も上がりましたが人間的にも相当魅力が上がって帰ってきました。
このコラムで何度も言いましたが、これが留学で勉学以外に身に着けてくる副産物だなあと
中村さんを見ているとつくづく思います。
新しいことに挑戦していく積極性もずいぶんつけて帰ってきました。
今後,中村さんがどんなふうに成長していくのかが楽しみです。

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