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Exchange Program at University of Alaska Fairbanks
Fairbanks, Alaska, USA

English-Language Study Programme at V.I.P. Language Institute
Dunedin, New Zealand

水森 敦子さん (Atsuko Mizumori)  

札幌市立北陽中学校 教諭
北海道教育大学札幌校 国際理解教育学科1999年度(2000年3月)卒業

【佐藤吉文との関わり】北海道教育大学札幌校 国際理解教育学科 異文化コミュニケーションゼミ 指導教官
【留学先】アメリカ アラスカ州 1ヶ月間 ニュージーランド ダニーデン 6ヶ月間

ホストファミリー
アラスカ在住時のホストファミリーとの写真
家の庭(やたら広い)で雪だるま作り。
私はこれ(2段)で完成のつもりでしたが、こちらでは3段だと言われて驚きました。
ピアノで「エリーゼのために」を教えているところ
極寒の中でのキャンプ。
当時はじめてローストマシュマロの存在を知りました。
カブト
実習先の小学校での日本文化の授業。
折り紙を題材に、新聞紙でかぶとを作りました。
福笑い
同じく実習先にて。
ふくわらいであそんでいます。
目隠しをするものがなくて、手で目元を押さえています。
ケーキ
帰国する際、実習先でお世話になった先生がケーキを作ってくれて大感激でした。と同時に日本のケーキとは違う色合いに驚きました。

 

 私は幼い頃から教員になることを夢見ており、高校生の頃に一番得意だった英語の教員になることを決めました。得意と言っても当時の英語教育は読み書きが中心だったため、「話す」「聞く」に関しては苦手だった私。大学に入ってから改めて勉強し直すことになりました。英会話教室にも通ったりリスニング教材を買ったりもしましたが、やはり24時間英語を浴びながら過ごすのが上達の早道。自分にとって留学することは自然なことでした。また、将来、英語の先生になった時に、より「わかる」「おもしろい」授業をするためにも、英語圏の文化に触れ、現地でしか得られない体験をしたいと思ったことも、留学を決めた一因でした。
 大学4年生の時に、大学の留学プログラムを利用してアラスカに行きました。1ヶ月間、ホームステイをしながら現地の小学校で教育実習をさせてもらうプログラムで、英語力を高め、現地の文化を体験し、先生になるための実習もできるという、私にとって願ってもいない内容でした。自分が用意した日本語や日本文化に関する授業を、現地の子ども達が楽しそうに、また一生懸命に取り組んでくれる姿を見て、とても言葉には表せない程の充実感を感じました。また、伝えたい内容を相手に理解してもらわないと授業が成立しないので、簡潔に説明する力が身についたと思います。オーロラを見たり、極寒の中でのキャンプや家の庭で野生のムース(アラスカに生息する鹿の一種)に遭遇するなど、アラスカの大自然も存分に味わいました。ホームステイ先の家族には大変よくしていただきました。たくさん思い出があるのですが、当時11才だった娘に頼まれて「エリーゼのために」をピアノで教えてあげましたことが印象に残っています。音楽は世界共通のコミュニケーションツールだと実感した一瞬でもありました。その娘も今では25才になり、SNSを通して交流しています。こうしたホームステイファミリーとの絆も自分のかけがえのない財産になっています。
 大学卒業後、教員採用試験浪人中だった時にもう一度現地でじっくり英語を学びたいと思い、ワーキングホリデー制度を利用してニュージーランドに渡航しました。ニュージーランドを選んだのは、自分の出身の小樽の姉妹都市があったので知人を通して現地に知り合いができ、心強かったことが理由のひとつです。(もちろん物価の安さと治安の良さも大前提ですが。)ダニーデンではホームステイをしながら語学学校に通い、日本料理店でアルバイトをしたり、語学学校に日本語教師として雇ってもらいながら生活をしました。また、現地の小中高校にお願いして、ボランティアで日本語や日本文化の授業をさせてもらったりもしました。ダニーデンは、歴史のある建物が多く、美しい街並で、こぢんまりとはしていますが繁華街も自然もあり、大変生活しやすい町でした。アラスカの時と同じように、英語力を高め、現地の文化を体験し、先生として働くこともできる夢のような6ヶ月間を過ごしました。人生初の「夏のクリスマス」はBBQで楽しみました。また、帰国後すぐに結婚することになっていたので、ダニーデンでセカンドハンドのウェディングドレスを購入しました。これも人生の思い出になりました。自分の英語力が未熟なためにコミュニケーションに苦労したり、さみしかったりつらかったこともあったはずなのですが、振り返ってみると楽しかった思い出ばかりで、本当に充実していました。また、今の自分を築いてくれた半年間でした。

最後に一言

語学力だけじゃなく、人間としての魅力や生きる力が高まると思います!
行かないで後悔することだけはないように!


2013年10月掲載

佐藤吉文からの一言

国際理解教育課程の一期生で、楽しい思い出がたくさんありますね。
あなたがアラスカから帰ってきて、アラスカで教師になると言っていたことを思い出します。
月並みですが、英語は継続が勝負です。教員のままで留学する制度もあります。
機会があったら挑戦してみてはどうですか?

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