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Master of Arts in Applied Linguistics at Boston University Graduate School of Arts and Sciences
Boston, Massachusetts, USA

Exchange Program at Simon Fraser University
Vancouver, British Columbia, Canada

光井 朋子さん (Tomoko Mitsui)  

情報通信関連研究所 研究員
国際理解教育課程/2005年卒業

【佐藤吉文との関わり】佐藤ゼミ 指導教官
【留学先】アメリカ マサチューセッツ州 ボストン大学 大学院 (2005年9月〜2007年5月)
     カナダ ブリティッシュコロンビア州 サイモンフレイザー大学 (2002年3月〜2003年12月)

ホストファミリー
ボストン大学
ボストン大学の街並
言語学者Noam Chomskyとクラスメート
カブト
ボストン大学大学院の授業
福笑い
言語学部の友人
ケーキ
卒業式にて

 

 私は、大学時代に交換留学生として約2年間、カナダのサイモンフレイザー大学で言語学を勉強しました。その後、さらに次のステップへ進もうと決意し、アメリカのボストン大学大学院に進学し、修士号を取得しました、もともと、家族や友人と離れ単身で外国に行くという度胸も勇気も根性もなかった私がここまで頑張れたのは、常に自分を向上させることを忘れない佐藤先生に出会えたからだと思います。先生には心から感謝しております。
さて、ここでは、大学・大学院での勉強についてお話したいと思います。テーマをさらに1.大変だったこと、2.楽しかったこと、3.留学後の人生で役に立ったこと と3つに分けてお話したいと思います。

【1 大変だったこと】
とにかく勉強の量が半端ないところです。カナダ・アメリカの大学・大学院の授業は、内容が濃く、進むスピードも速く(1週間で教科書2章とか、ジャーナル論文3本とか…)、テストやレポートもシビアで(10ページ以上のペーパーが1クラス2本以上とか…)、学期中はまさに全力疾走で42.195km走らされている気分になります。私の場合ですが、大学の受験勉強の3倍×4年間といった感じでした。ただ、大学の先生は、授業に全員がついていけるように配慮し、常に質問を受け付けてくれますので、頑張りさえすれば、授業についていけますし、ちゃんと良い成績も取れます。(分野や大学にもよりますが、ボストン大は英語の添削サービスがあったり、テストやレポートでnon nativeが英語を間違っても減点されなかったです。)

【2 楽しかったこと】
楽しかったことは、勉強の量に比例して英語が上達したことです。そして、英語力と知識が増えるにつれ、友達が増えたことです。留学したての頃は、英語も全く話せなく、友達もほとんどいませんでした。それでも、授業にちゃんとついていって、それなりの成績をとるようになると、自然と友達が出来ました。また、特に大学院時代は、同じ学部の院生と集まって議論したり、お互いの得意・不得意を助け合ったりと、自然と仲間が出来ました。よく、「勉強ばかりでは英語力はつかない」と言う人がいますが、私の場合は逆でした。勉強して授業に必死についていくことによって、自然と英語力がついて友達もできました。「英語でちゃんと議論できる、自分の思いを表現できる、相手の考えを理解できる。」という状態が私にとって理想の留学生活でしたし、これが4年間の間で出来るようになったことが、一番勉強していて楽しかったことです。(+言語学を東海岸で勉強できた事はとても刺激的でした。)

【3 留学後の人生で役に立ったこと】
留学時代の勉強が留学後の人生で役に立ったことは、山のようにあるのですが、一番は苦労・困難・逆境に対する耐性とその状況でベストを尽くすためにはどうしたらいいかの判断・行動力がついたことです。また、困難に対する耐性がある人は、いっぽうで新しい事に対して積極的にチャレンジすることが出来ます。私は、今も研究職についていますが、必要な知識は留学時代に専門していた知識とはかなり異なります。全く英語が出来ないのに、カナダの大学に留学した時と同じような状況です。ですが、留学時代の経験があるからこそ、焦らず自分の置かれた状況でどうベストを尽くすべきかの判断ができ、今も楽しく仕事を続けることが出来ています。また、自分の今後のキャリアパスを考える時も、新しい道を積極的に選択する事ができるのも留学時代の経験があるからこそだと思います。

最後に一言

留学は百利あって一害なし。1%でも行きたい気持ちがあったら★絶対に★行った方がいいです。


2013年11月掲載

佐藤吉文からの一言

泉さん(旧姓)、寄稿してくださってどうもありがとうございます。
私の指導もよく受けてくれましたが、今考えてみると、半分くらいは信じられていなかったような気もします(笑)
私は、学生の指導は言葉も乱暴で、いつアカハラで訴えられても不思議でないほど厳しい方でしたから。
そんな私もかなり優しくなりましたよ。
ボストン留学中には、すばらしい論文発表をして、それが本にもなっていますね。

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