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Exchange Program at SOAS (the School of Oriental and African Studies), University of London 
London, the United Kingdom

山谷 まみさん (Mami Yamaya)  

北海道教育大学 札幌校 基礎学習開発専攻英語コース3年

【佐藤吉文との関わり】佐藤先生のゼミに所属
【留学先】イギリス ロンドン大学SOAS 2013年4月~2014年3月

スイス ユングフラウヨッホ
イタリア チンクエテッレ
スペイン ポルトボウ
ノルウェー ベルゲン
チェコ チェスキークルムロフ

 

‘Keep an open mind.’スイスで会ったブラジル人旅行者の言葉だ。私の心に印象深く残っている。なぜなら、今回の旅で何度も、この言葉を実感する経験をしたからだ。初めて見る景色、旅先で出会う人々。毎日とても刺激的だった。私にとって貴重な経験になったことは間違いない。
 交換留学中の夏休みを利用して、1か月間ヨーロッパを鉄道で旅行した。一人旅のバックパッカーだ。おおまかに、東欧を除き時計回りに一周すると決めて、あとはその都度細かい予定を組み立てていった。このようなスタイルで旅をするのは初めてだったので、旅行前は不安もあった。しかし、スタートしてみると、どうにかなるものである。幸運なことに、事件や事故に巻き込まれることなく旅を終えることができた。
 もっと知らない世界をみてみたいと思っていた。自分自身で経験するということは、人から聞いた話より、写真で見たものより、ずっとリアルで、心動かされるものだった。今までの想像と違うことや、想像もできなかったことを知るのは本当に面白かった。毎日、興奮の連続だった。思いがけずすてきなものに出会えたこともあった。例えば、スペインとフランスの国境近くにポルトボウという町がある。バルセロナに行くために立ち寄った。私が名前も知らなかったその町は、穏やかで美しかった。そこには澄んだ海と小さな市街地があり、気さくな人々が住んでいた。気の向くままに、予定を変えて旅行できるのが自由な旅行の良いところである。
 私が出会った旅行者は、彼ら自身で旅をしている学生が多かった。皆、世界のいたるところからヨーロッパを訪れており、まさにインターナショナルな環境だった。彼らは自立していて、行動的で、エネルギッシュであった。彼らの旅の話を聞くのは本当に面白い。ヒッチハイクをした話、ホステルに空き巣が入った話、印象深い町の話など、私をいつも楽しませてくれた。また、話していると、今まで私には思いつかなかった考え方を発見することができた。同年代の学生が世界中で私と同じように学んでいるという事実は言うまでもない。しかし、彼らが何に興味があって、どのようなことを考えているのか、これから何がしたいのかを知るには、会って話すのが一番である。そして彼らの頑張りが、私の原動力にもなる。
 旅を進めれば進めるほど、まだまだ世界は広く、知らないことがたくさんあるのだと気づく。行ってみたいところがどんどん増えていく。そこでまた、会ったことのないたくさんの人たちに出会うのだろう。社会人に比べてまとまった時間がある学生のうちに、ぜひ自由気ままな旅をすることをおすすめしたい。旅はきっと、私たちの心を柔らかにしてくれる。

最後に一言

アクションを起こしてください!ぜひ実際に、自分で経験してください!!


2014年2月掲載

佐藤吉文からの一言

山谷さんの「留学のすすめ」への寄稿を読んで、久しぶりに山谷さんに出会ったという印象です。
今回の留学をどう生かすのは本人次第であるのは言うまでもないが、最高の宝も得たことは確かです。
これからの人生を一点集中で行くのか、今回の留学のようにいろいろな可能性を求めながら生きていくのかは、
まさに、人生の醍醐味でしょう。
これからも、どんな生き方をするのか楽しみです。

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